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ブックマークに溜まった怖い話を集約
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山で怖い思いした話はなすわ、オカルト方向で ⑤
山で怖い思いした話はなすわ、オカルト方向で ④ からの続き

97 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)06:53:58 ID:eGz(主) ×
続き書きます。仕事は会長とチェンジしました。
会長にこのスレの事伝えたら複雑そうな表情していました。
同時に「補正かけすぎ」と笑われましたw

男たちの中で一番俺が悲鳴あげていたそうです……会長もそこそこ悲鳴あげていたのですが……

98 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)07:06:58 ID:eGz(主) ×
二階に上がれる階段は朽ち落ちていた訳ではなく、
急な階段はあったけど、見るからに朽ちていたので登るのを断念したそうでした(確認したの会長)。
二階には多分残されているモノはそうなかったと思われます。

蝋燭の火を会長が持ってきていたライターで火をつけると部屋の中が明るくなる。、
それだけで部屋の中はユラユラと火の光で明るくなって、同時に全員が落ち着きを取り戻し始めた。
男手はホコリだらけの床にブルーシートを持ってきて敷き、異常が起こっているB子たち三人を横にした。
その後、窓から様子を伺うのに徹した。

何度か窓の外に黒い影が見える。ただ一定距離からコチラに入ってくることはなく向こうもコチラの様子を伺っているようだった。

ただ誰もしゃべらず漠然と時間だけがすぎる。
時折聞こえてくるビニールテープのカシャシャシャと言う何かが触れる音と、
カタカタ多分普通に物音なんだけど歩く音みたいに聞こえた。

山岳姫「救援が来る様子はないね」

全員分かっていただけに妙に苦しい思いな顔をしていた。

山岳姫の指示で残りの食べ物・飲み物を確認する。
ポイントについてから飲む予定だったインスタントコーヒーとぬるま湯、他女子が持っていたジュースとお菓子、それに弁当が残っていた。

とは言っても一日持つかどうかも怪しい量で今日の晩の分を山岳姫は分けた。

山岳姫は「テント張る予定だったら持ってくる物は持ってきていたのだけどね」と言っていたのが印象深かった。
つまり大した日数どころか一日も持たない量だと皆察したからである。

そのまま何事もなく俺らは夜を迎えた。

99 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)07:15:05 ID:eGz(主) ×
雷は遠くで鳴っていて、雨の音は激しさを増していた。

一度、火の近くに全員集まりながら(B子たちは横にして)、その日の晩の分を食べた。
女子たちは倒れた三人に食事をとりあえず取らせようとしているが誰も飲み込めていなかった。
結局無理やりでも食べさせるのは「詰まったら危ない」からという会長の言葉でやめにした。

食事を取りながら話を交わしていた。

山岳姫「さっき言っていた訳の分からないことってなに?」

F美「き、聞きますか……」

F美が言うには口数が少なくなってきた頃、最初にG子がソワソワし始めたらしい。
それに続くようにH美もキョロキョロ辺りを見渡していたそうだ。

G子「なんか何か見える……こっちを見ているみたい」

H美「そうだよね?何かさっきから視界の端に映るんだけど……雨の雫かな?」

他のF美含む異常がない三人が周囲を見渡したけど、何も居なかった。

ただG子とH美は「居るよ居るよ」と言い出して二人して肩を寄せていたらしい。
熊だとかイノシシだとか言っていたけど、そうじゃないとも言っていて、

突然キャ!と悲鳴あげて「顔顔ナデた」「今触られた!」と言い出し、
二人は顔を撫でてパニック状態になった途端、フッと倒れたそうだ。

すまん下手くそな説明だけど当時そう説明された。
多分各々が説明を脳内補正していたと思う。

100 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)07:25:30 ID:eGz(主) ×
山岳部員で異常がないF美を始めとする三人は「今何が起こっているんですか?」と聞いていた。
山岳姫は三人が何も分かっていないのを察してか「雰囲気悪いところに居たから調子崩しただけよ」と三人を励ましていた。

俺やD男で「男達で見張っているから皆は寝ていな」と言う。
もちろん全員拒否したが、会長が「寝れる時に寝ておかないと」と映画か何かでありがちな台詞を言い、
山岳姫は「皆、素直にそうしなさい。私は申し訳ないけどそうするね」と率先して横になる。

俺たちは塞げそうな物で塞げる所は塞いだ。
そんな物音でも女子達は山岳姫を除き全員寝ていた。
俺らも疲れてはいたが、女子たちも相当疲れていたんだなと思った。

山岳姫は「私は平気だから」と言って女子達を見ながら、
時折小さな唸り声をあげるB子たち三人の様子も見ていた。あと火の番をしていた。

俺らはドア側の窓から外の様子を見ていた。

会長がコーヒーを貰ってきて「今日は徹夜で見張りかもなー」と言った。
あとで「変わってもらう」とかさっき言っていたが、そんなつもりは毛頭なかった。
お湯もほとんど冷めていてインスタントをかなり浸しながら飲んだ。
砂糖とミルクは非常食になるからと入れずに飲んだコーヒーは本当に苦かった。

101 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)07:50:12 ID:eGz(主) ×
窓から眺めていた外は月の光で照らされているものの鬱蒼としていた。
本当に真っ暗じゃないけど霧が出ている見たいな。雨で視界もかなり悪かった
とにかく絶対に怖い話とか怖いことを思い出しちゃいけない雰囲気が漂っていた

一応外で何かが動く影があったけど、慣れてきていて俺らはさほど驚かなかった。

俺らは気休め程度に居酒屋の話をしていた。
どこどこの焼き鳥屋が美味しかったとか、あそこのお姉ちゃんは可愛かったな―とか
ちょっと男よりな話題な時は、遠くで山岳姫が「サイテー」と笑いながら言っていたと思う。

少し経ってから山岳姫もちょっと興味が出たのかコッチにやってきて話題に参加した。

会長「そうだ、今話た居酒屋行きません?」

山岳姫「なにそれナンパ?」

会長「ちょww」

俺・D男「会長ナンパですね^q^露骨だわー」

会長「い、いや!サークル同士で何か飲みに行こうと……!」

山岳姫「合コンですか?ww」

俺・D男「女癖が悪い会長で、すみません」

会長「(´・ω・`)」

山岳姫「イイヨ」

俺・D男「え!?」

会長「なんでお前らが嬉しそうな顔しているんだよ……」

102 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)07:50:25 ID:eGz(主) ×

山岳姫「ウチの部、合コン禁止なんだけどねw」

俺ら「おおっ!」

山岳姫「ああ言う場、皆強引にお酒飲ませてくるしマナー内人多いじゃん?変態だよねー」

会長「大丈夫!一応、俺らビジネスマナーについて講習受けているからマナーはある方なんです!w(←実話です)
 嫌がる人に強引に酒を飲ませる上司になるなってオッサン連中(講師)から言われてるw」

山岳姫「でもソッチかなりお酒飲んでいるんでしょ?A子から聞いているよ」

俺「お酒飲むけど、普通に飲み歩きしているだけですよー」

D男「あ、ならさ、喫茶店(バイト)で開けば?ケーキ美味しいって評判じゃん」

俺「ああそう言えば先輩もやっていたよね」

山岳姫「ああー例の喫茶店か」

その後、山岳姫に「正直に言って下心あって来たんでしょ」とか、ビシビシ怒られ気味に言われながら合コンの予定を取り付けた。
ちなみに男子は俺ら(・とC男)限定とのことでした。

そんなこんなで夜深くになっていた。


105 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)08:17:54 ID:eGz(主) ×
たしか喫茶店の自慢のケーキについて話していた頃だったと思う。

ゴド、ゴドゴドっと鈍い音が聞こえてきた。
俺が気が付いて皆に言うと、本当だと皆も気がついた。
家を叩かれている音ではなかった。
すっかり見張り番も忘れていた俺らは最悪の事態を想像しながら、恐る恐る外を見た。

黒い影は相変わらず動いていた。白い目がコチラを睨んでいる。
でも音の正体は彼らじゃない。

D男が「なんか見えない?でかい岩?」と指をさす。
最初は見えなかったが、そのD男が指差す物が近くに来た時ソレが見えた。

黒い影とは別に巨大な黒い塊がゴロンゴロンっと転がっていた。
木にぶつかると、方向を変えて、また木にぶつかり、方向を変えて進んできている。
だんだん刺か何かが生えてるようなやけにゴツゴツしているモノだとわかりはじめた。
大きさも4mぐらいあったと思う。

全員釘付けになったかのように見た。

106 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)08:21:41 ID:eGz(主) ×

それは人が沢山集まって塊になっている球体だった。
人たちが集まっている球体だった。刺みたいなのは腕だった。
着物を着ている人から当時少し古いと感じた洋服を着た人、
登山風の格好をしている者に、ふるい日本兵みたいな格好をしたモノまで居た。
ちなみに某日本軍が行軍した地域ではないです。

かなり近づいた時、月明かりでハッキリ見えた。
球体の人たちは白目を向いてパカッと口を開けて仰向けになっていた。
体を仰け反らせてくっついている。ガムテープを丸めて頃がした後にくっついたホコリみたいに。

そこで山岳姫が気が付いて声を上げた。

山岳姫「なんで雨降っているのに月明かり出ているの?」

>>101で気がついた人いると思うけど、確かに雨は降っていたんだよね。
結構。だけど月明かりが出ている状況。それも結構明るく。

今だから考えれば、そういう雨もあり得ると思うけど
それでも長時間降る雨なのに、月明かりが出ているっていうのがやっぱ考えられない。

火の番を疎かにしていた為、火がジュッと音を立てて消えた。

より一層外の形式に目が釘付けになる。


108 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)08:35:29 ID:eGz(主) ×
D男が何かに気が付いてパクパクと口を動かした。

D男「アレ……C男じゃね……?」

人の塊がグルグル転がっている途中、見慣れた姿があった。
間違いなく救援を呼びに行ったC男だった。
他にも救援メンバーの山岳部女子の一人がくっついていた。

今でもハッキリ覚えているけど、口パカッと開け白目(?目を見開いている)姿は気味が悪くなる。

会長が窓を開けて「C男!」と叫びだし、山岳部もくっついている女子の名前を叫んだ。
俺やD男も叫んだ。必死に名前を読んでいる。

すると、うまい具合にコッチへ二人を向けた状態で塊が停止した。

C男「ああああああああああああああああああ!!」
女子「あああああああああああああああああ!!」

二人悲鳴がコッチに届いた。全員声が出なくなるほど驚く。
その顔は不安に怯える顔になっていてもがいていた。
俺らの方を見ると「助けて助けて!」「イヤイヤ!イヤダの!」と必死に叫んでいた。
目は辺りを見合わたし、また体をばたつかせ始める。

騒ぎに気がついた寝ていたF美女子達も目を覚ます。
と言うよりB子たちが起きあがり目が覚めた感じだった。

三人の顔はポケーッと口を開けていて正気がないのは一目で分かった。

F美女子達「どうしたの?」「う、動いて平気なの?」

一人がF美を踏み転ぶ。バタバタと脚を動かしている。それが歩いているんだと気が付いた。
他の二人はドアへ向かって歩いて行っている。

109 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)08:45:59 ID:eGz(主) ×
訳がわからないながらもF美女子たちはB子たちを止めた。
一人はバタ…バタ…と床へ向かって脚を歩めている。
外ではC男と山岳部女子が悲鳴を上げながら苦しそうにもがいている。
今までリーダーシップを発揮していた山岳姫も何も言えない状態で立ち尽くしていた。

俺は頭の中で流れた嫌な想像を喋ってしまった。

俺「もしかしてだけどさ、この廃墟にさ……俺ら誘導されたんじゃね?」

D男「は!?なに馬鹿なこと言っているんだよ!」

俺「嫌だってそうじゃん!お前も気がついただろ月明かり出ているのに雨が降っている!
 雨宿りじゃないけど他の人間ならそう考えてこの家に入ろうとか思うんじゃないの!?」

俺「ゴキブリホイホイ分かるだろ!?アレだよ!
 都合よくあの黒い影たちに家に誘導されたんじゃねーの!?」

会長「馬鹿なこと言っているんじゃねーよ!」

会長は俺の胸ぐらを掴みながら怒鳴りつけた。
俺はハッとなって口を塞いだけど、そう思い出したら俺は外に飛び出したかった。

110 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)08:59:15 ID:eGz(主) ×
会長「と、とにかくC男達をどうしようか!」

山岳姫「もう訳わかんないよ……なんでなんで……」

会長が助言か何かを求めて見た先で山岳姫は頭を抱えて泣いていた。
流石に俺らを含み全員が何か心が折れるような感覚がした。
山岳姫の気丈な振る舞いが俺らを支えていたのだと痛感した。

外では「オイ!!オイオイオイィイイイイイイ!!!!」とC男がコッチを見て怒鳴っていて
女子も「山岳姫さん!山岳姫さん!!!」と叫んでいる。
家の中は女子達が一斉に泣き出し、B子たちは「ああああ」とかよく分からない声を発している。
山岳姫は座り込んで鳴き始めてしまった。

会長も俺も泣きそうで、D男だけがパニクっているが確りと辺りを見渡していた。

そしてD男はパッと壁に掛けてあった日本刀を手に取る。
刀身は出てこなかったけどかなり重そうだった。

D男「おい!B子たちを行かせるなよ!!」

そう叫ぶとD男は日本刀を棒を持つように持ちながら外へ飛び出していった。
瞬間黒い影がD男に襲いかかるが、D男は日本刀を振り回し塊へ走って行く。

112 :名無しさん@おーぷん :2015/06/05(金)09:04:32 ID:eGz(主) ×
俺も訳がわからなくなったけど、近くにあった水筒を持って飛び出した。
会長も理由は分からないけど、俺と一緒に小さめのリュックを持って飛び出す。
多分俺らは、山岳姫や女子たちを助けなきゃと思って行動したんだと思う。

外に出て分かったが生乾きした雨の匂いと、それ以上に濃い獣の生臭い匂いが充満していた。
黒い影の目が細めたように白い線になりニヤニヤと笑っていた。

水筒を振り回すと黒い影をすり抜けた。ただ黒い影は俺の方へ手を伸ばしてきた。
触れると羽毛の様な感触と冷たすぎる感覚がして、背筋がゾゾッとした。
身の毛もよだつとはこのことかと思った。

霧を吹きかけられたといえばいいのかな。そんな感じで冷たい感覚がズーッと全身に広がっていく感じ。
今やって分かったけど、自分の手をブワッと広げるのを腕にやるとその感覚に近い
あと無数の蜘蛛が腕を這って来ている感覚かな。

あっという間に俺らは無数の黒い影に取り憑かれてしまっていた。
冷たいような熱いような、とにかく獣臭さすぎてクラクラするかと思った。

それでも重くはなかった。
筋肉痛のような痛さはあったけど動けた。指先はしびれていたけど力は入った。

会長「俺君、D男!普通に走れる!ガンバれ!」

顔に黒い小人のような影が張り付いた会長が叫んだ。
小人はクビの部分をヘニャリと曲げて俺を見ていたので少し怖かった。

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